私は北海道の田舎育ち、母方の祖父母は農家でした。
母はずっと実家を手伝っていたので野菜作りが得意です。そして祖父譲りで趣味で果樹も育てるのが大好きです。
母は季節の山の幸や、育てた野菜、果物を使って色んな加工品を作っていました。その中には家庭薬もありました。
我が家の家庭薬それは『青紫蘇酒』のどの痛みや不快感にとてもよく効きます!!結婚当初飲むのを嫌がっていたじゅん君も今では風邪のひきはじめや喉がちょっといがらっぽい時に自分で出して来て飲むようになったくらいです。本当によく効きます。毎年作るわけではないのですが、結婚した翌年に作ったものがだいぶん減ってきたので今年は作ってみました。
入っているものは、果樹酒用の焼酎、青紫蘇(種や花にも薬効があるので茎以外は使います)、氷砂糖です。母のレシピにはレモンは入りませんが今年は飲みやすくなると書いてあるものを見たので入れてみました。
右が6年ものアルコールがいい感じに飛んでまろやかで飲みやすいです。左が今年漬け、1ヶ月たったものです。まだまだ焼酎がきついですが薬効は期待できます。
毎回作るたびレシピを忘れるのでビンに覚書を書くようにしています。作り方はいたって簡単。紫蘇120gを計ったらきれいに洗って水分をしっかり取り、焼酎一升、氷砂糖500g~1kgを入れます。後は一ヶ月たまにゆすりながら氷砂糖を溶かし冷暗所で保存します。(ちなみにこれは母のレシピです)1年はこのまま漬けたまま使い、1年たったら漉して消毒したビンに移して常温で保存してあります。
今年は、2Lビンしか空いていなかったので、焼酎は1,4Lしか入っていません。そしてレモンを3個皮をむいて4等分して入れました。基本こういうものは適当です(笑)。それで何の問題もありません。
しかし、これだとえっくんは飲めないので、この季節出回るかりんでシロップをつくることにしました。
近くの産直で低農薬のものがなんと160円!!氷砂糖380円であとは家にあるものでできそうです。
かりんをよく洗い熱湯でゆがき一晩置きます。それを2~3mmに切っていきます。(部屋中にかりんのいい香りが広がりました。)ここで低農薬の証拠芯食い虫の塹壕後を発見!洗えば問題ないですし、彼らが生息できるくらいの農薬使用量なら安心して使えます。
種や芯の部分も捨てずに使います。漉しやすいようにお茶パックにいれました。
材料かりん1kg、氷砂糖1kg、焼酎100~200ccが一般的な分量です。
4Lのビンに氷砂糖とかりんの順に何層にかなるように入れます。その上から焼酎を回しいれ、蓋をして焼酎が全体に回るように振るというか上下にゆするというか・・・。とにかく発酵防止の焼酎が全体に回ればOK!
今回かりんが中途半端な量だったのではちみつが余っていたのでそれを加えました。
もちろんレシピ覚書もはって。
1日たつとだいぶん水分が出て全体がしんなりしてきました。
4日目の今日はほぼ全体がシロップに漬かりました。1月ほど熟成させて漉した後、シロップを過熱してアルコールを飛ばしたら完成です。
出来上がりが楽しみ!これならアルコールが入っていないので子供にも飲ませられるし、じゅん君の職場にも持たせられます♪
今期の冬これらのもので風邪が悪化しないで過ごせるといいな~と思っています。
読ませて頂き、わー作ってみたい!と、思ったのですが、時間が無くてコメント入れれず。
返信削除今更ですが、青シソ酒に興味が。
こちら北海道ではシソの季節はとうに過ぎたので…(涙)
茎やタネも漬け込むのなら、来年挑戦してみようかな?思います…。
かりんは、こちらに有りますか?
見た事がなく、フクハラには確実に無いはず(笑)
何か、お母さんの漬け込んだ…
いいです!息子さんや旦那様が羨ましいです!
はちみつジャムさん こんばんは。
返信削除青紫蘇酒はお勧めです!私も5,6歳からかぜの引き始めに小さなおちょこで原液を飲まされていましたが、本当によく効きます。今も喉がちょっと痛いと思う時かかさずのみますよ!青じそはプランターでも簡単に育てられますので自分で栽培すると農薬の心配もなくなります。害虫が付きやすいので観察は欠かせないですが・・・。我が家では害虫を捕まえたり、焼酎に唐辛子とにんにくを漬け込んだものを薄めて農薬代わりにしています。
かりんは北海道の寒いところでも栽培できる果樹なんですが、生ではたべられないのであまり植えられていないのかもしれません。北海道でかりんあまり見かけないですね・・・。りんごより耐寒性があるのですけど。
北海道でしか作れないもので実家の母はハマナス酒を作っています。肝臓に良いそうですよ!